Yellow / denki groove 電気グルーブに見る中毒症状

年末年始にかけてかなりの買い物をしまくった感があるが、
そのうちの一つが電気グルーブのYellow
これは年末テレビを見ていたら
高層ビルを俯瞰するイメージが
徐々に電気回路に置き換わるゆっくりとした映像の
TDKのCMでバックに流れていて痺れた。

これはまさか電気グルーブ?と思ったのが音楽が
2フェーズくらい流れてからで、見ていると
右下に電気グルーブ♪の文字

sasugaだ俺
そしてこの小型の液晶テレビの
お世辞にも良いとは言えないスピーカーから流れる
ジャストなチープ感。最高!

と思い、思わずすぐに視聴。しかも携帯で。
知ってる?最近レーベルの公式サイトに携帯で行くと
リンクが貼ってあって、その電話番号に電話すると
視聴できる。

で数日経ってから初回限定版に
ライブ「こう言えば三太夫」DVDが入っており
しかもあの、
私にとってもっとも影響を受けたイメージを作り出す
砂原良徳が電気グルーブとして10年ぶり参加している映像もある!

ということで速購入。

1曲目TDKのCMソングMojoが
CM Remixと称して30秒しか収録されておらず
後に販売されるシングルにフルバージョン収録という
阿漕な事をするぜ感が次に続くNo.3の歌詞に
いつも通り違和感を受けつつ、

超奇妙な歌詞に次々と違和感を受けつい曲を飛ばしていくうちに
7トラックあたりで琴線にヒットするアキメフライ。

その先の後半のトラックは割とクールになっており
繰り返し聞くうちに違和感が快感に変る頃、
前半の曲に対しても免疫が出来ついには中毒症状。

例えば社食でmeshiを食っている瞬間
出張先で相手会社の営業の人に車で送ってもらっている瞬間
昼夜問わず聞きたくなってしまうこの奇妙な感じ

電気グルーブのこの卓球によるビートは代替不可能という意味と
嫌がおうにも中毒症状を起こす、フジロックとかの
熱狂ぶりを引き起こすという意味ではunderworld並。

これにピエール瀧の意味不明の歌詞が
音ベースで意味をなさないという意味でもunderworld並

ただし歌詞の方向性があくまでも詩的にクールに行くのが
underworldとすれば、あくまで変態方向に行くのが電気グルーブ、
だろ?