さて今回の旅行の目的地の1つであった
サムソン・リウム美術館。
建物は3人の有名な建築家によって建設されている。
MUSEUM2は現代アートが展示されている。
入り口に近づくと独特の漆のような色の円形のオブジェ
これはAnish Kapoor (アニッシュ カプーア)じゃないの?
と思って見てみると案の定。
しかしあの独特の遠近感覚の欠如はこの作品には感じられない
裏を見ると金属?に塗装?してあるようだ。
朴さんによると、サムソンの会長の奥さんが集めたという。
中に入ると、
著名なアーティストの作品が目白押し、という感じ。
アンディーウォーホール、ナムジュンパイク、イブクライン、奈良美智・・・
中でも興味深かったのはオラファーエリアソンの写真作品
どこかの平野と丘を撮影している複数の写真だが季節や時間が完全に
変わっておりしかし観察点は動いていなく、
色合いが絶妙な変化
楽しみにしていたMark Rothko(マークロスコ)は3点の作品が
展示されていた。
たしかwhite on redとか、4つの赤、とかそう行った作品だ。
この人の作品は07年に
競売大手サザビーズ(Sotheby’s)で行われたオークションで15日、米抽象画家マーク・ロスコ(Mark Rothko)による作品が現代アートにおけるオークションとしては史上最高額の7280万ドル(約87億円)の値をつけ・・・
と非常に価値が上がっているためなのか、
全ての作品にアクリルのカバーがかけられており、残念。
この人の作品だけかもしれない。カバー有りは。
数千個あるのではないかと思われるpillsをステンレスの棚に
展示した作品が印象に残った。
全体的に黒い壁で、展示スペースは黒であるものの
「黒」な建物は珍しいんじゃないかという印象を受けた。
階段が直島の地中美術館を思い出した。
MUSEUM1は韓国の古くからの宗教的なporcelainや金細工などが展示されている
展示物にあまり興味はわかないが、日本にこれらの品物が渡ってきたのだろう
というものもちらほらある。
こちらの建物は外から見ればわかるが円錐を逆さにしたような作りで
中央に螺旋階段が存在し、降りていく形式。
光の扱い方が特殊で綺麗だった。
3つめの建物、児童教育と文化センターは入り口付近に行けるだけで入れず。
時間?
ガイドブック(900円と破格!)を見る限り、展示品は少し入れ替えたりしているようだ。