私はいつも通り山手線に乗って
見るともなく液晶画面を見ていた。
そしていつも通りベルリッツの
トレイングリッシュのコーナーで
ジョアンナ先生が出てくるのを待っていた。
ふん、どうせASAP(注: as soon as possible
出来るだけ早く、の意味。ビジネス英語では
使い古されすぎて逆に使わないくらい頻出する)
とかだろ。
TOEIC745の私にとっては造作も無いわ
と思いながら見ているわけだが、実際は
TOEICのスコアは大学2年くらいの時のスコアであって、
少なくともそれから英語の勉強は6,7年はしていなくて
知らない言い回しが多く勉強になる。
ところがその日は違った。
ジョアンナ先生がいなかったのだ!
代わりに出てきた見たこともない女は突然
ciaoとか言い出している
私の頭は混乱した
シィアオだと?
く、私の辞書にない
なんてことだ
くそ
ジョアンナ先生はどうしたんだ
なんだと
カルボナーラ?意味がわからない
もしかしてciao・・・ciaか
ciaのossanなのか
とか言うストーリーで同期のマットと
話していたのだが、それはどうでもよくて、
会社で受けたTOEICがマットの元に郵送で返ってきていたので
受けてからおおよそ2週間でスコアが返ってくるのはわかっていた。
試験前に実際にやった対策は
会社でテストを受ける当日に
アルクのページで問題を20分くらい解いた。
http://www.alc.co.jp/eng/toeic/無料で例題がある。
これは正直勉強になった。
ひっかけ問題に見事にひっかかった。
総勉強時間20分うへほい
そこで先に家に帰っているであろうエミクロ君に
スコア届いてたらメールしてと連絡していたのだが
860そ
というメールが来た。
えっと
えっとあの
その
いやえっと
まじ?
と聞くと
エイプリルフル~~~
とか言っているのでらちが開かなかったのだが
帰ってみると
なんかリスニング満点だった。
そしてTotalスコア860。
860点以上をAランク?と言うらしい。
TOEIC 全受験者の5パーセントしか手に入れることができない最高峰の称号、それがスコア860点以上のレベルAである。この”A#ランクの称号を取得するためには、語彙力、長文処理能力、ビジネス・日常英語の幅広い知識が試され
いやああの
いやあのハロー?
いやあのほんとその
まあいいや、、、、、
がんばらないとね、、、
スコアだけあってもそのね、、、意味がね、、、