PLCを利用したパイオニアのmusic tapが製品化。
Design tideで見かけたときはもう既に試作機レベルだったようだ。
単なるコンセプトモックだろうな程度に侮っていた。
すでにGood Designも受賞している。
http://pioneer.jp/musictap/
型番はXW-PSS01。
無線で音楽を飛ばすVGF-WA1などの機器も発表される中、
ほぼ必ず挿すことになるであろうコンセントを通じてデータを介せれば
電子レンジを使おうが切断しないだろうしし、それ以外に何もいらない
というのは便利だ。
しかし操作性や価格が販売においては問題になりそうだなぁ
とWA1が発表された当時を振り返ってみてよく見てみると
このmusic tapそのものには何の再生機能もなく、
アナログもしくはUSBの入力を持ったメインアンプから
子スピーカーに音を運ぶだけのようだ。
シンプルでわかりやすい反面
これだとインテリア的な意味合いの方が強くて他社も簡単に
追随できてしまう気もしないでもない。
リビングに置いてあるメインのネットジューク/iPod/PC
(要するに、HDD内蔵のものすごくたくさんの曲が収納してある
何か)の音楽をキッチンでもベッドルームでも廊下でも聴きたい
という人向けだ。とにかくシンプル。
DLNAとかネットワーク上に存在する音楽ファイルを再生するとか
そういう小難しいことは全然搭載していなくて、アナログピンジャック入力か
USBのメモリに入った音楽だけ。これなら逆にアナログだけにしちゃっても
よかったかも知れない。
XW-PSS01の価格はオープン。想定実勢価格は約6万8000円で
スピーカーLとSがつく。
ネットワークスピーカーL XW-PSS01-Lと
同S XW-PSS02-Sの単品販売も実施する。
想定実勢価格は順に、約2万7000円、約1万9000円。
1台のサウンドステーションに対し、最大6台のスピーカーを使用可能。
とのこと。
ううむ。思ったより高めの値段設定で思ったよりは売れないかも、、