Mr. Minutes ミスターミニッツはミスター・ミニットだった

あれは一体どうやっているんだろう。
ミスターミニッツ。今日昼休みに大崎の駅ナカのミスターミニッツで
合い鍵を作ってきた。何の合い鍵かと言うと犬小屋である。
我が家には大きなダックスフンドがいるので毎晩その犬小屋に
鍵をかける必要があるのだ。というのは真っ赤な嘘なのだが、

昨日渋谷で東急?を通って偶然ミスターミニッツが
あったので合い鍵を作ってもらおうとしたら、
女の子達が真剣な顔をしてブーツの修理に何人も
並んでいたのでこれは無理だ、と思って通過した。

そして大崎に昼休みに行って、また夕方食事時に
取りに来ればいいかと思って鍵を差し出すと、
すぐ出来ますので~と機械油で汚れた青年が言う。
ふうん、と思って隣の10分で髪の毛を切る床屋の
中で残り少ない髪の毛を切りに来たおじさんの様子を
観察していると、なにやら機械音がして、30秒。
それくらいか。とにかく1分は行ってないのである。
1分しないうちに合い鍵が出来た。

自分の概念では、鍵のような複雑な形状を
金属加工するとしたらレーザーで加工しても
間違いなく1分はかかるという認識で、かつ
レーザーのプログラミングとか持ってきた鍵のスキャニングで
5分はかかる、と思っていた。しかも!
そこにはレーザー加工機のような大型施設はないし
どうみたって手作業の延長みたいな物で、まあ早いとか
言っても5分かな、と思っていたため、かなりの
カルチャーショックを受けた。これは一体なんなのだ。
ものすごい。

そして気づいた。店名がミスターミニットなのである。
ミスターミニッツで検索してもどうもgoogleで出てこない
わけだ。ミニッツという、つまりminuteという複数形では
なく、minutという事なのか? few minutesですらない、
1分以内の、という意味なのか!!!と半ば感動すら覚えたわけだが、
家に帰ってきて見てみるとスペルが違う。

ベルギー生まれだったのだ。
ベルギーと言えば、フランス語と何かだったが、
とっさには思い出せずその意味はよくわからなかった。
人の名前かもしれない。ロンネル・ヴォルジョイのように。

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