self modify

部屋が欲しいと思う。完全に新しい部屋だ。
壁の色からペンの一本まで、選ばれたものしか
配置されないような。

そういった感覚というか、センスを身につけなくてはならないと思う。
意図的に自分をmodifyした経験がいくつかある。

例えば、一つは小学生の時。
毎週か、毎月か忘れたが塗り絵をして、出来の良い物には
金色・銀色の折り紙の切れ端が右端に貼り付けられる
という行事があった。

僕は何でもかんでも様々な色を使って塗ること=きれい
だと思っていて、それを毎回やったが折り紙が貼り付けられた事は
なかった。とにかく色鉛筆は全て使う。そんなスタンスだった。

それが低学年の時で、高学年になってから、突然
「カラフルに塗ればよいってわけじゃない。」と気づいた。
一回だけ、七夕の絵で、笹につけた短冊を様々な
色で塗り分けて、銀色かなにかをもらった事があり、
それも「ああ、あれは元来カラフルなものだし、配色が確かによかった」
と気づいた。

それ以降、カラフルという路線はすっぱりやめ、このサイトのように
黒+青 もしくは青+白 をベースにした色をコンセプトカラーにした。

同じように、もう一つは中学の1年から3年くらいの間に、自分の文字を変えた。
それまで文字ははっきりとした濃いもの=きれい
という認識があったが、周りの反応や当時とても影響を受けた
クボの文字を見ていて、割と薄い流れる文字に変更した。

こういう自分自身の意図的な変更って、みんなどれくらいやってるんだろう。
そろそろ建築とか、そういう分野での知識+センスを持って
自分なりの空間が作れるようにmodifyするべき時になったので
書いてみた。