Seattle 2003/10/24 シアトル

 6時半起き。下のヨーロッパ系の人のいびきと歯ぎしりがものすごくうるさかったようだが
気付かず。たぶん相当疲れているせいだろう。
知らなくてもきっと負担になってるんだろうなあと思うと憂鬱。

 朝はとても寒い。昨日買ったGapのセーターでもぎりぎりだ。
University行きのバスの駅に行き、(バスは混雑を避けるため地下のトンネルを運行している。)
ガイドブックその他に全く地図が無いためよくわからずWashingtonUnivへ。
バスの停留所の近くにVisitorCenterがあり、
そこでとてもかっこいい地図をもらう。目的の建物の地図ももらう。
すぐそばのカフェでホットチョコレートとクロワッサンを食べて時間をつぶす。ちょっとはやすぎた。

 WashingtonUnivはシベリアンハスキーがマスコットで、
NIKEやチャンピオンと提携してパーカーとかを売っている。
それだけ大学のフットボールチームとかも人気なのだ。
ダウンタウンからわずか30分ほどのキャンパスは湖畔でとても広く、芸術学部なども含んでとても
気分のいい空間になっている。目的のElectoroEngの建物に行き、まずはメルドラム先生に会う。
遺伝子解析の装置を作っている研究室だったが、シリンダー型のPZTを使っていたり
PZTステージによる攪拌は青山研の一歩か3歩くらい先を行っている感じ。装置もいい。
帰ってきちんとリサーチしなくては。英語もゆっくりでとてもわかりやすい。
 メルドラム先生のところのスタッフのLisaが建物を案内してくれる。2階にシアトルコーヒーのカフェがあり、
最上階からはレイクビュー。すごい。左手にはビルゲイツの家があるらしく、それだけ場所もいいし景色もいいし。
ついでに建物は3週間前に建ったそうだ。言うことなし。
 続いてカール先生の研究室を訪問。これまたわかりやすい英語+わかりやすい研究内容でとてもいい。
生徒はアジア系というか中国・台湾の人がほとんどらしく、
15人くらいいて10人アジア、3人インド、という感じだった。

 博士課程の人が研究のプレゼンをして、僕と三住さんがプレゼンに対する質問を翻訳(笑
色々話したりも出来おもしろかった。
 が、相当疲れた。大学から1ブロック離れた敷地に色々な店があって、
TERIYAKI・ハンバーガー・SUSHIと書かれた
何とも言えない店に入る。TERIYAKIバーガーを頼む。意外にというかかなりおいしい。
そして経営している韓国人がホステルのとなりの店の無愛想な韓国人に酷似。双子のおばさんだろうか。

 大学内になんとミュージアムがある。しかも無料で入れた。
Knowledge Lightという部屋全体を薄青く光らせた空間がよかった。
 
 UnivBookstoreでおみやげをみたりするがぴんとくるものがなくそのままバスに乗ってホステルへ。現在18時
ホステルの近くのシアトルスタイルというお店でパーカーと小さなエスプレッソ用だかなにかのマグカップを買う。
朝に比べるとかなり暖かい。これから夕飯に行くか、というところだ。バスで10分くらい寝たので軽く回復・・・
 夕飯を食べに行こうかと迷いつつ、洗濯機が止まるのを待っていると、
今日はホステルが夕飯を出してくれる金曜日だった。

ベークドポテトとマッシュポテトとスープが出され、
いつのまにかインターネットが出来る部屋には30人近い人数が集まっている。
 みんなで並べられたポテトを取って食べる。ふかし芋にはたくさんの具をのせて、ポテトが暖かいので
勝手にチーズなんかはとけている。とてもおいしい。スープもマッシュポテトもかなりおいしい。
 食事の後はみんな自分で皿を洗う。台所に行列してみんなで洗うのはなんか楽しい。
こういうやり方なら家族とかでも みんな洗うんじゃないだろうか。
 戸部さんがいなくなった今、みんなで適当に暴走するためとてもおもしろおかしい旅になっている。いえい。