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go to the hospital7! 中国で病院に行ったよ 7 点滴と血液検査、処方された薬

さて、日本に帰ってきてからもGWの半分くらいは結局
体調不良で寝たり病院に行ったりしていたわけですが、
ここでレポート最後。

VIPエリアに帰ってきて、耳鼻科で指示された血液検査を受ける。
点滴用の注射針で血液検査用の血液を採取し、
そのまま点滴を受ける。

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点滴は同行してくれたつっちーによれば大塚製薬製?
合計500ml、たぶん2時間以上かかったと思われる。
寝てたのでわからないけど、すみません。

血液検査の結果は異常なし、薬を大量にもらう。
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風邪薬(OTC)と咳の漢方薬(OTC)、鼻血(というか出血)防止の薬、
鼻の塗り薬(OTC)、鼻洗浄生理食塩水スプレー
OTCというメーカーはジョンソンアンドジョンソンの
中国会社のよう。

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漢方薬は細いストローをさして飲む。元々漢方医が主治医だったので
薬の味には抵抗ないが、飲むタイプは初めて。

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鼻血(というか出血)防止の薬の薬用カプセルの色が強烈で、
正直驚いた。この薬は下痢とかの副作用があるということで
副作用があればやめろ、と言われており、途中で飲むのをやめた。

その後、まさに中国にいた時期に、
「中国で製造された医薬品に用いるカプセルの原材料に、皮革品の廃材から製造した工業用ゼラチンが違法に使用され、カプセルから重金属のクロムが基準値を大幅に超えて検出されたことがわかった。」
カプセル7700万個超を押収
証拠隠滅で川に廃棄
等のニュースが流れ、
ああこれもその可能性あるよなあ、と思った。まず色がね。。毒ですって感じ。

薬と思って毒飲んでたらたまんないわ。。

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go to the hospital6! 中国で病院に行ったよ 6 一般病棟: 耳鼻科 日本の常識からはだいぶ外れている診察室

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一般病棟の方がむしろ産婦人科よりも新しく、
清潔感もあった。受付を通さずそのまま2階に上がる。

もしかすると、というか
おそらく土日は子供だけ受け付けるなのかもしれないし、
あるいはもともと小児科の病棟だったのかも知れないが
子供の患者しかいないくらい子供の患者が多い。

床で遊んでいる様子とかは最近の日本の子供と大差ない。
医療コンサルタントの後ろについて
様々な診療科の診察室の横を通り、奥の方の耳鼻科に。

そこで驚愕するのだが、
医療コンサルタントは全く躊躇せず耳鼻科の診察室に入る。

診察室なので、当然ながらそこでは治療が行われていて、
母親に抱きしめられた小学生2年生くらいの女の子が
左耳に大きくできた膿を摘出されている

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思わず見てしまったのだが、
それだけではない。診察室には4組くらいの家族が既に入っているのである。
みなその治療の様子を見ている。

子供の一人は診察台の隣の椅子に腰掛けている。
これが普通らしい。

医者は診察台の女の子にかかりきりで、
この男の子は簡単に医療器具に触れる状況にある。

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うわあ、と思いながら見ていると
コンサルタントはその女の子の治療の様子を
ちょっといらいらしながら見ている。
ああ、ここにすぐ割り込むのか、と思いながら待っていると、
実際その子の治療が終わった瞬間にコンサルタントが
医者に二言三言話し、また待っている家族に一言話して
おそらくこのようなシステムは普通のことで、待っている家族は
「ああ」と一言だけ言って納得して、
申し訳ないと思うまもなく自分の診察の番になる。

鼻血が4時間くらい止まらないという話は既に連絡が入っていたようで、
すぐに診察が始まる。

当然ながら自分の鼻の中を見られている様子は
待っている家族全員が見ている。
まあ耳鼻科だからいいようなものの、内科とかだとちょっと勘弁である。

鼻を広げるピンセットみたいなモノが果たして清潔なのか、
という疑問を感じている間に
「傷はないけれど、炎症があるから薬を出す。
念のため血液検査をする」という事を言われて一瞬で診察が終わる。

ピンセットは使用済み器具のボックスに入れられたので
一安心する。

ちなみに、診察室にはこのように
診察券というか、診察本が並べられていて順番待ちしている。

写真でも確認出来るが、レシートがしおりのように挟み込まれてるので
前払い制なのが非常にはっきりと確認出来る。
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go to the hospital5! 中国で病院に行ったよ 5 病院の敷地の様子

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蘇州の雰囲気のある病院は瓦のある白壁や
「奇石」、細い竹が植わっており敷地内はのんびりしている。

日本の病院と違うなあと思うのは
冒頭の写真、病院の敷地のすぐ隣が普通のアパートだったりする。
でもこれは病院に限らず高速道路や空港もすぐ隣に民家があるので
そのイメージと変わらない。

あとは、敷地の芝生とかに思いっきり入院患者のものと思われる
布団とか色々が干してある点とか。
しかし日曜の午後の暖かい日差しの中だと、
逆にとても健康的に思える。

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「奇石」。中国の大きな建物だとよく見かける。
風水的に良いのかも。

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蘇州の昔ながらの造りの壁。

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go to the hospital4! 中国で病院に行ったよ 4 内科の診察

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病院の裏手はのどかな日曜の昼下がりの光景が広がっている。

13時になり昼休みが終わり、診察室に入る
けだるげな初老の医師が座っている。

あらかじめ書いた症状を医者に説明する医療コンサルタント。
少しやりとりがあった後、
聴診器で念入りに調べられる。
たぶんかなり痰と鼻水あったから息があんまり
通ってなかったんじゃあないかと思う。

時間にしたら1分とか2分もないも知れないが、
ここまで時間を掛けて聴診器で診察されたのはあまり記憶にない。
まあ健康診断とか花粉症でしか診察されてないからなあ。
適当に感じるよねああいうときの医者って。

鼻血の話をして、のどと鼻を見てもらうが
耳鼻科ではないので鼻はよく分からない、
耳鼻科に行けという指示。

薬と点滴を処方するとのこと。
温かいもの、少し辛いものを食べて
なるべく冷たいものは食べないこと
などを言われる。おお、なんか普通だ。

内科の診察は終わり。
全く読めない中国語と思われるカルテをもらう。

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go to the hospital3! 中国で病院に行ったよ 3 VIP診察エリア

そうそう、それでVIP診察エリアに向かったのだが、
まず一口にVIPと言ってもかなり幅があり、なおかつ
中国に行くとこの言葉自体が結構あふれている。

VIPはVery Important Personの略。
大統領からちょっとした偉い人、果ては今回の自分のような
どう考えてもVIPじゃない人間にも適用される。

後で聞いて分かったのだが、
このVIP診察を受けるには、158元が必要になる。
現時点のレートで2000円くらい。

なんだそれくらいか、と思うかも知れないが、
これまで色々なモノの値段を見る限り
日本国内とこのエリアでは物に対する支払いの
値が約5~10倍差くらいある。

例えばタクシーの初乗りが140円くらい、
ペットボトルの水500mlが10~15円くらい。
モノによってはさらにこちらの方が安い。
つまり日本の感覚で言うと、
診察を受けるのに1万円以上。
これだと確かに自分だったら行かない。

今回は海外旅行保険の保険会社が建替えることになるので
自分にとっての問題は無い。

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VIPエリア、と言ってもこんな様相。
見ての通り、どこにもVIPさはない。しかしこの看護師の余裕。
これがVIPなのだ。後でまた出てくる一般外来エリアと比べると
そこは雲泥、とまでは言わないが差がある。

外国人は自動的にここに連れてこられるらしく、
ヨーロッパ系の女性と後から別の日本人の男性も診察を受けていた。

事前に中国語で書いておいた症状の紙を渡し、
保険会社の書類に記入を行う。

ちなみに、
症状と期間、発症日、以前同じような発症がないか、
薬アレルギー、通院歴等つまり日本の医者でも毎回聞かれる項目は
日本語でも何でも良いが書いてまとめておくことをオススメする。
説明が1回で済むし、結局翻訳しながら伝えるので
やりとりが何度も発生しかねない。

そして懐かしの水銀体温計で体温を測定する。
昨日一昨日でうわー今熱あるなあと思ったタイミングと
比べると全然熱無いと思っていたが、体温計見る暇もなく
持って行かれたところでサンスーパーの声、
後で聞いたら38.5℃。結構高い。

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go to the hospital2! 中国で病院に行ったよ 2 ようやく病院についたよ / 中国医療事情

紆余曲折の後、日本語が話せる医療コンサルタントに
ホテルまで迎えに来てもらい、つっちーと市立病院へ向かう。
日曜日にVIP診察(後述)を行っている病院は少なく、選択肢はないとのこと。

普段は工業地区に行くのだが、逆方向の市内に向かった。
途中カルフールの横を通過しひたすら1本道をタクシーで15分ほど。
5分ほど走ると道幅が狭くなり、緑が多く昔ながらの蘇州の家々が
立ち並んでいるエリアになる。雰囲気がかなり異なる。

タクシーを降りると比較的大きな病院。
入り口には産婦人科系の文字があり、実際産婦人科だった。
この病棟の6FにVIP診察エリアがあるという。

少し話は飛ぶが、
以前NHKスペシャルで 激流中国 病人大行列 ~13億人の医療~
という番組を見た。

この番組は非常に印象深く、一部まだ覚えているのだが
医療が国負担の無料から自己負担に切り替わった後、
保険制度が整わない中で独立採算となった医療現場は
よりよいサービス、よりよい医師の配置を行わないと
経営が成り立たなくなった。

この言わば医療の競争状態によって、評判の良い特定の病院に
腕の良い医師が集まるという循環が生まれ、
また所得の少ない人は症状が相当切羽詰まるところまで進行しないと
診察を受けない、という状況から、結果的に重病を引き受けられる病院
には田舎から上京し、徹夜で3日並ばないと診察を受けられない、
(URL先を見ると2日だった)というものだった。

当然病人一人で行っても並べるわけもなく、家族総出で列に交代で並ぶ。
田舎から出てくる交通費、宿泊費、そして莫大な治療費により、
このままでは失明すると診断された家族はあらゆる財産を売り、
それでも足りず親戚からお金を無心し、まずはわずか数分で終わる診察を
受けに病院に行くわけである。

病院側も料金の踏み倒し等を懸念し、完全前払い制の診察になったと
その番組でも話していた。確か、救急車で運び込まれた患者の付き添いに
最初に請求が入る場面で番組は始まる。
支払いが無ければ患者は治療されない。非常に恐ろしいがそういう世界だった。
実際、今回もその様子は見受けられた。

また、そういった一般医療とは別に、病院の生き残りあるいは
さらなる拡大を目指し、高所得者向けの厚遇を約束した
サービスも登場し、一部病院は不動産までも運営し
資本主義の企業のような様相すらある中国における医療の現状を
レポートするドキュメンタリーだったと記憶する。

そのような記憶があったので、VIP診察と言われても
これと言って抵抗感が無く診察エリアに向かうことになった。

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go to the hospital! 中国で病院に行ったよ 1 医療コンサルタントが来たよ

また中国。
何か毎回色々あるが今回も結構貴重な体験をした。

その3日前には一人で向かった工場の隣の工場が
火事でものすごい黒煙を上げ、
消防車が10台くらい消火活動をしている中仕事していたのだが、
どうも体調が悪い。というか明らかに体調が悪い。

熱っぽいし鼻水はひっきりなしに出るし、
咳もひどいしたまに頭痛も来る。

しまいには気がついたら鼻血が流れ出てその後4時間くらい止まらないし、
(これが一番なんか気持ち悪い。大丈夫か?と自分で思ってしまう。)
花粉症用で持ってきた大量のマスクがあって良かったという次第である。

その次の日土曜、仕事は終わらず夜23時頃夕飯に行く。
体調悪いので鴨の薬膳料理のような鍋を
食べさせてもらっていたのだが(スープがとてもおいしい。生姜とか
入っているし、なんかとても漢方的な味がする)
その食事中何の前触れもなく鼻血。

食べ終わったら戻って仕事を続けて日曜休もうと思っていたのだが
さすがにおかしいということで、一緒にいた
Takewari開発メンバーのつっちーには工場に戻ってもらい
自分はホテルに帰った。花粉症の薬はたくさん持っていたのだが
風邪薬的なものはバファリンしかない。

咳がひどいし、突然鼻血出るしで色々職場の人に心配してもらい、
中国の風邪薬をもらったり、結局日本の薬の方が合うだろうから
家にあるのを持ってくる!と言ってルルを途中で家にまで寄って
渡してもらったりして、
日曜病院に連れて行くからいつでも電話を下さい、と言われ
そのルルを飲んで寝た。ここらへんのやりとりは英語。

日曜の朝、つっちーに電話番号を教えてもらった
医療サポートに携帯で電話すると電話繋がらない。
なんだこれww
と思って、ホテルの固定電話からもう一つの番号に掛けるとようやく人が出る。

日本語が通じて、色々話してみると保険会社との契約状況によっては
全額立替えをしてくれるらしい。しかし逆に、契約していないと
全くサポートが出来ないとのこと。
また、保険会社によっては事前に何か手続きが必要なので、
その手続きをしてからでないとサポート出来ないとのこと。
それとは別に、企業によっては企業でこういったサポートと契約しているようだ。

医療サポートサービスは電話を受けるコールセンター的な場所と、
実際に病人に付き添うコンサルタント的な役割に別れており、
2者の情報共有はかなり正確に行われていたが
こちらはその状況を理解するまで少し時間を要するし、
保険契約の件も事情が全く分かっていなかったので、熱っぽい
頭で結構混乱した。

また、土曜日の夜にいきなり帰ったので、
ほとんどの荷物を工場に置いてきていて、
手元にクレジットカード付帯の保険等を確認する術が全くなかった。
つっちーに荷物はホテルまで持ってきてもらっていたのだが、
つっちー自身4時くらいにホテルに帰っているし
まだ寝ていると思われたので色々調べることが出来ず、
なおかつ体調はかなり悪い感じだったので結構苦労した。

こちらは病人なのになんなんだこの待遇、と一瞬頭をよぎるが
医療もビジネス、お金が支払われないところにはサポートは無い。
仕方がない。しかしさらに体調が悪かったら保険状況を調べるとかも
かなり難しいので、
保険契約状況は手元に置いておくことをおすすめする。
(というかもっと元気なうちに何らかの対処をすることをおすすめする。)

現在地と症状を伝えると、午後の診療に行きましょう、
私が迎えに行きますということでホテル前まで来てもらうことになる。
ここのやりとりは怪しげながら日本語。
中国語はこの後も特に登場しない。

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electric scooter 電動スクーター

facebookとtwitterとyoutubeが全く繋がらない国
中国にいるわけですが
今回泊まっているホテルの目の前が交差点で、
朝はだいたい1分で60回くらいの
クラクションを聞くことが出来ます。

お手軽に渋谷のスクランブル交差点を撮影する
旅行者の気分に浸る事が出来るのは、
電動スクーターの様子が圧倒的に日本と異なるためです。

普段なら無理矢理寝ているわけですが、
今回は日中常時マスク、花粉症の薬を飲んでいても
花粉症風の症状が止まらず
便宜上、黄砂症と呼んでいるのですが、
これもしかすると風邪かもしれないと疑っているような
様相で朝起きてしまったわけです。

だいたい8時、出勤時間なのかこういった様子が
1、2時間続いているよう。
electric scooter

免許不要、2万円くらい?ということで庶民の足になっているイメージ
2人乗り3人乗り、子供を抱えて、走行音のあまりの無さは
恐怖感を覚えるところですが、確かに便利そう。

日本でも最近ヤマハとか発売しているみたいですが、
免許が必要だしそれほど安くないしで流行ってない。

electric scooter

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blackout 停電

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写真の中央は、パクチー

いやホントの話、中国に行くとパクチーによく出くわす。
この料理は春巻きのようにして食べるやつで、なんでこんな
スポットライト的な光を浴びているのか後述する。

ちなみにパクチーは中国語でシャンサイ、というのだが、
ご遠慮させていただいている。

ちょっと何回目くらいかわからないが、
中国に最近よく仕事で行く。
仕事と関係ないところで色々体験するが今回は停電の話をしようと思う。

非常に忙しく、4日間で唯一工場から外に出て、
夕飯を食べたときの話だ。

そのエリアは割と幅の狭い道路で、
飲食店が軒を連ねていたのだが、
道路には幅6,70cm、深さ1mくらいの溝が掘られていた。
工事なのか、中に配管が見える。

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これと言って注意書きもなく、立ち入り禁止の柵もなく、
酔っ払ってお店から出てきたら落ちても全くおかしくない
そんな感じで掘られている。

確か北の地方の料理で、食事が8割方送られてきていて
ジャージャー麺が出される手前、周囲が真っ暗になった。
完全な闇になった。

叫び声がいくつか上がるが、すぐ停電だとわかる。
お店が停電したのかと思ったが、外も真っ暗になっていて
結果的には周辺一帯が停電していた。

携帯や持っていたLEDライトで食卓を照らす人達が現れ、
なんとか確認出来るジャージャー麺を混ぜる人。

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そして食べる俺、割と冗談抜きに暗いので
味がちょっとほんとに分からないかも、という感じになる。

そして次に店の人達の取った行動が面白い。
まず最初に、裏口に見張りを立てる。食い逃げ防止である。

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その次にろうそく配置。これは問題ない。

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そして各テーブルに説明に回る。
今後の注文は料理が出来ない。 これはわかる。
しかし注文してもらった料理は全て出す。

これがちょっと商売根性がすごいというか、食材は全部使うというか、
注文された品物は売り切るというか

どう考えても厨房も暗闇であるわけで、なかなかこれから料理作るって
ほんとちょっと考えにくい。

もうみんな要らない感じ満々なのだが、
とにかく30分以上待って、一皿出てくる。
その後コック達が帰宅させられる。

さらに10分ほど経って、電源供給車が店の前に横付けされた。

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つなぎを来た作業員が3名ほど、正面入り口から
まだ食事している客の合間を縫って電源ケーブルを車から
引っ張ってくる。壁にあると思われるブレーカーか何かに
ケーブルをつなぐ作業に約10分、
外で電源車がブゥウウウウウウウウウウウウウンと
うなりを上げ、店の電気が点灯した。

と思ったら、フィイウウウウウウンという電源車がなんか
頼りない音を出して停電した。
と思ったらブゥウウウウウウウウウウウウウンと点灯。

3回くらい繰り返し、ようやく点灯。
一つのテーブルではなんか口論が起きている。

ようやく出てきた野菜炒めを眺め、
会計後店を後にすると
付近一帯の店は全て暗く、ろうそくの光が外からわずかに
漏れているのが見える。

街灯は全て消え、
信号も赤すら点灯せず
辺り一帯暗闇の中、再び工場に帰る。

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Qingming 清明節

清明節

4/5に清明節という日本で言うところのお盆が中国であった。
この日は唯一仕事も休み。

町中で、道路で送り火を炊いている様子が見受けられた。

それはいいのだが、
ちょっと驚くのが
送り火を炊いているのが道路上だということで、、

昼間っから燃えている紙が3車線の大通りの
真ん中に風で流れてきてるんだが、、

清明節

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