カテゴリー別アーカイブ: art image installation

cornelius / wataridori コーネリアス/渡り鳥

クリエイティヴな作品を自由に複製し再利用する体系を構築しようとしている
非営利団体“クリエイティブ・コモンズ”。その同団体が、ありとあらゆる電子機器
を扱うエレクトロニクスに関する米国カルチャー誌《WIRED》と共同で、様々な
アーティストの楽曲をフリーで提供している。

ということでCornelius / Wataridori 2 とか、
ビースティの曲が無料でダウンロードできてしまう。
http://creativecommons.org/wired/
 

コーネリアスのWataridori (1のほう)は、
マタドールのコンピレーション・Matador at Fifteenに収録されている。
このコンピレーション、DVDとCD三枚組で1500円ちょいと異常に安い・・ちょうど送料も無料だ・・

そしてWATARIDORIの渡り鳥なPVをグルーヴィジョンズ(チャッピーなどで有名。グルビ。)が。
DVDも発売されている。もはやアート。

ちなみにWataridoriの1と2の違いは、2はダウンロード出来るので聞いてもらうとして、
2の音をギターでやっているのが1というか、CDに入っているものになる。
細かい部分は違うけど。

ちなみにマタドールは確かスペインのレーベルで、(実はアメリカらしい)
ピチカートファイブとかコーネリアスを
ヨーロッパ・アメリカなんかで発売している。

http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=7753

Tokyo Designer’s Week – CONTAINER GROUND 2

写真がgamiさんから届いたのでお届け。

TOTO 水の素質 | property of water
これが一番よかった。
toto.gif

その他の作品について(写真はhttp://www.j-love.info/ino/archives/000823.html)

Elecom → コンテナの壁が無数のキーボード。入り口で渡される半透過の紙を、足下から投射されるプロジェクタの光にかざすと、文字がみえる。おもしろいアイデア。

カラーキネティクス →ちょっと前から注目していた会社。LEDを10bitぐらいで制御し、それによって無数の色を出すバーを販売している。その他、普通に部屋の照明用のLEDランプとか。結構いろいろなところのインテリアに顔を出している。今回はm-floの音楽とマッチしてかなり心地よい空間を演出。

Tokyo Designer’s Week – CONTAINER GROUND 東京デザイナーズウィーク コンテナグラウンド

Tokyo Designer’s Weekということで六本木、お台場付近に
行ってきました。
すごく良かったです。めずらしく写真満載+動画でお届け。

明日(月曜)最後だから是非行ってください。TOTOは16時までです。

まずはカラーキネティクス x m-flo x TEPCOのEntrance Container. これ

tdw01.gif Entrance

tdw02.gif ARFLEX x silent-scene.org

tdw03.gif moonlight bath

tdw04.gif elecom

tdw05.gif elecom

tdw06.gif Entrance

tdw07.gif Entrance

tdw08.gif appearance

tdw09.gif Entrance

tdw10.gif appearance

tdw11.gifTOTO x Yasuhiro Suzuki

なかでも一番だったのはTOTOの作品。残念ながら幻想的すぎて写真に撮れなかった
んだけど、(とても暗い空間で淡く光っていたため)あれは一見の価値有り。
簡単に説明すると、高速回転してWaterDropの形状を作りだし白淡く光るワイヤーが
2方向を鏡、奥を黒い壁という暗い空間に吊されている。
(写真は下のリンク)

このワイヤーに対して訪れた人の方向、頭上からプロジェクターによって幻想的な
線や文字が空間に浮かぶ水滴に投影され、ピントがぼけて部屋にうつしだされ、
さらに横を見ると水滴が無限に奥まで投影されている。
そんな感じ。

gamiさんが写真くれると思うから期待。

ちなみにエントランスのm-flo/I WANNA BE DOWNにも結構やられた。

Reactivity: unpredictable past

NTT ICCリアクティヴィティ―反応=再生する可能性展を見てきた。

最近ずっとはずれが多かったICCの展示だが、今回はかなりいけてる作品が1つ。
見に行く前から目についた「アミット・ピタル」(面白い名前だよね)による
ソニックワイヤー・スカルプター(直訳すると音ワイヤー・ 彫刻家)

ピタルのサイトで本人が作品を解説しているうえに、
プラグインをダウンロードしてPCで体験することもできる。
これで作品の仕組みは大体わかるんだけど、ICCで展示されていた作品は
ひと味違う。

作品の展示された部屋では、中央にタブレットPCが置かれ、青色LEDで
光るボタンがいくつかある。
タブレットPCのディスプレイはプロジェクタによって正面に投影され、
部屋を7.1chくらいのスピーカーシステムが覆っている。

見学者はタブレットPCで線を書くと、それがそのまま3Dのワイヤーと
なって正面に映し出され、ワイヤーとリンクした音がサラウンドスピーカーから
流れる。すごおもしろい。3Dもおもしろいし、音も。

3Dの視点を変えると音が変わる。
画面の上から下に音階になっているよう。
回転するワイヤーが、ある時点で認識されて再生される。

ピタル本人の作品も入っていて、LOADボタンを押すと出てくる。
これがまたずっと聞いていたくなるほどの完成度。

いやあ時間あったらもう一度行くね。これは。
実際に体験したらもう、はまるよ。売ってたら間違いなく買う。

会場の所々にある蓄光シート(たぶん紫外線で蓄光)も良かった。
あれは何かに使えないかな・・かなりかっこいいけど。

オペラシティで来月から野又穫の展示があるっぽい。
これも行きたいね。ここらへんの作品を見るとわかるけど、
とても独特な雰囲気の建物を描くアーティスト。

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