electraglide 2012 エレグラ

electraglide 2012 orbital

7年越しのelectraglide。前回はUnderworldしか聞いてないに等しい

当日の時間軸を逆からさかのぼると、
最後に聞いたのはOrbital | Where Is It Going?
曲はyuzoくんに教えてもらった。これはとても良かった。

Orbital自体は1997年、the saintという超絶マイナーな
スパイアクション映画のテーマソングを作っていて、そこでたぶん初めて聞いた。
そのサントラのジャケットがかなりツボだったのと、
サントラ収録がとにかく豪華なテクノ/エレクトロ/ドラムンベースアーティストで、
それに惹かれて当時洋楽かぶれだった同級生
数人あるいは二人?で映画も見に行った記憶がある。

electraglide 2012 orbital
機能性アイウェアこと、
Orbitalメガネで機器を照らしプレイするおじいちゃん2人。

数年前に聞き直そうとアルバムを3枚くらい買い直したが、
あれ、イマイチだった。
でも今回のライブで3,4曲ナニコレ良い、となったのでとりあえず
最新アルバムを買ってみることにする。

Orbital | Where Is It Going? | Live @ Manchester Academy

その前はsquarepusher
アシッドハウスで三日三晩、という触れ込みをwikipediaで見ていたが、
事前にyuzoくんにはおすすめを聞いていたもののそれほど合わず、
思いの外ノイズ系のため端っこで座って鑑賞していた。
これで踊り狂っていた、というyuzoくんとはちょっと感覚が合わないかもしれないww

白LED全面ディスプレイを使い、ダフトパンクなの?という白LED
フルフェイスヘルメットでのプレイはそれなりにふうん。

electraglide 2012 squarepusher
発光強すぎて写真映って無いw

電気グルーヴは一人で鑑賞。
SHAME、SHAMEFULL, ガリガリくん等々
でシャングリラに「恋の呪文はスキトキメキトキス」かぶせてきた。これはふいた。
VJの絵もかっこよかったなあれ。
WIREがストイックすぎたので、きちんとお祭り騒ぎで楽しめた。
一番時間短く感じたなあ。
会場に2013年2月にニューアルバム、のフライヤー。買いですね。
electraglide 2012 denki groove

Amon Tobin。
最新プロジェクションマッピングの権化、ということで期待。
結論から言うと日本人テクノロジー好きすぎww
かっこいい映像が流れるたびにどよめき。しかし誰も踊ってない、みたいな感じ。
思っていた以上にセットは小さかった。
音と映像を平行で作っているように思われる。

特に最後のあたりの映像がすばらしかったし、エッジに当てて光る、
あるいはどう見ても透明なブロックに見える、とかすごさは確かにあるんだけど
音にもっと浮遊感とか陶酔感があればなあと思う。

事前にDVDアルバム買ってしまったんだけど、これはうーん、イマイチ。
買わなくて良いと思う。そして単独で音聞いてもさらにいいや別に感。
electraglide 2012 amon tobin isam

Amon Tobin前にyuzoくんと合流。
適当に話していた。
会場には産業用ロボットアームにレーザ出力装置を付けたものがいくつか
展示されていて、結構人が見ている。インダストリアルエンジニアリングである。
electraglide 2012 robot arm laser

で、一番最初に戻って高木正勝。
会場が9時で開演が9時、9時前に着いたのに行列が長く
会場に到着したのは20分くらいだった。
それで結構前半見られなかった。これはひどい。

本人はアウェー感がすごい、と話していたけどまあそうだろうと思う。
グランドピアノ置いてプロジェクションしながら演奏なんてなかなか
テクノイベントで見られたモノではない。しかしその反面9時前に並んでいた人は
ほとんどこの人が目当てであって、みんな結構真摯に聞いていた
こういったタイプ(レイハラカミとかそういうイメージ)の現代アートと親和性の高い
アーティストってほとんど打ち込みでなにやってるっていったら機械いじっているだけ、
みたいなライブに比べてピアノ弾いている、というのはかなりアドバンテージを感じる。
もともと踊るような曲じゃないから真摯に聞く、くらいしか選択肢は無いんだけど、
映像も綺麗だしやはり良かった。

麻布十番で行われていた展示の映像は見られなかった。
あの没入感はすごかったけど。

ということでなかなか楽しめた!
ガイドしてくれたyuzoくんありがとうございます。