segmentalized 細分化

細かく細分化された仕事スキルに未来はあるのかどうか、
というのをだいぶ考えさせられた日だった。
いや、結果的にはあると言えるのだが、
そういった成り立ちだったのかという意味で新鮮だった。

我ながら驚くのだが、
12年あまり(主にhtmlだけだけど)ウェブサイトを作って更新してきて、
プロフェッショナルとしてウェブを作っている人達と話したことが
今回初めてだった。

話してみると驚くほど仕事が細分化されているのだ。
自分の仕事に当てはめてみるとそれもその通り、
最終的に出来上がる物の非常に細分化された中の
ほんとうにわずかな部分しか担当していない。

それが当たり前だと思ってしまっている面もあるし、
逆に1人で全部やってやった!という人が記事になるのも、
それだけ敷居が高い事の証明になるだろうと思う。

何故ウェブ業界は違うとおもっていたのかと言うと、
やはり「1人で全部やってやった」という先例が多いのと、
実際に設備面で1人で全部やってやれる可能性が高いからかなと思う。

しかしよくよく考えて見ると、知識面で難しいわけだ。
東大理3に入って在学中に公認会計士と司法試験に合格する人は
存在するわけだけど、しかしもちろん数は少ない
極端に言うとそういう状態なわけだ。

さらに言えば、
細分化された内容を突き詰めている人の知識や経験に
全体を浅く見通している人のそれは
当然その細分化された先端では敵わない。

完全に当たり前のことなんだけど、
なんかカルチャーショックを受けた。