Nearest Faraway 世界の深さのはかり方 展

Nearest Faraway

現代アートを見るときに自分なりに良い悪いを判断する材料は二つある。

一つ目はカッコイイか。
二つ目は狂気を感じうるか。

一つ目は私とあなたでは感じ方が異なるし
誰かに合わせる必要もないし良いとして、
二つ目は狂気を感じうるレベルで細かい、とか時間がかかっていそうとか、
狂気を感じうるレベルで気持ち悪い、とか。

純粋に、これは通常の思考ではたどり着かないという意味で
尊敬に値するのではないか、というちょっと曲がって到着した
目的地みたいな「良い」なので
良いレベルは一つ目に比べて若干劣る。

それでこのニアレスト・ファーアウェイ展
1. 狂気を感じうる作品が1つ。2点。
2. ちょっと技術的に発想が面白い作品が一つ。2点。
3. ちょっとかっこいい作品が一つ。1点。

合計5点くらい!
100点満点!

1. 池内晶子 《Knotted Thread》
白い糸が張り巡らされてる!白い部屋だから見えない!すごい!

2. 八木良太 《Sound sphere》
カセットテープの磁気テープを
ハンズで買ってきた発泡スチロールの球に張り巡らしてある!
モーターで動くタイヤでこれを回して、磁気ヘッドで読み取れる!
ちょっとおもしろい!

3.木藤純子 《空見の間》
ガラスのコップの底に空がある!
ちょっときれい!

以上。