Mykonos – trouble 2 ベストトラブル賞・ダブル受賞作

さて、ミコノス島を歩き回ってホテルArhontiko Pensionのバンに23:30くらいに
ピックアップされ、約10分かけてホテルに帰宅。
ホテル、といってもほとんど民宿である。大きめのプールもあるし
部屋数も20近くあるか、そんなに小さくは無い。

しかし完全に家族経営で、おじいちゃんおばあちゃん、
息子嫁、そして子供(は小学生ぐらいだと思う。関係ない。)と家族総動員である。

そして起こるべくしてトラブルは起こった。
今回の旅行で起こったトラブルベスト1(同率一位)のもうひとつである。

空港への送迎は息子が行っている。
翌朝早い(飛行機が7:20発)ということで、まず前日の夜にチェックアウト
というか清算をすませた。

朝ごはんは朝早すぎて出せないということで、値段交渉の結果10ユーロ
割引してもらっている。

空港までは車で5分くらい、ということで6:15にreception前に来てくれという。

その夜、ドバイから続く旅行全部の疲れが回っていたため
すぐに眠ってしまったが、ホテルの家族は
夜、家族総出でバーでドリンクとかを作っている。

いやあこれ起きてくれるのかなあちゃんと・・・
と思いながらしかし疲れきっていたので荷造りして眠る。

で翌朝6時。
完全に無理やり起きて、意識朦朧の中reception前に到着するが
人の気配はゼロ。

うわーこれなんかやべえなぁと思いながらも15分まで待つ。
誰も来ない。
ホテルの電話番号がバンに書いてあったので電話する。
電話でない。ていうかreceptionも、当然ながらもぬけの殻である。

結構中心部から離れていて、何も無い。歩いてはどこにもいけない。
10分後、バイクの音がする。
ブィイイイイイイーーー

もしかして運転手・・・違った。どう見てもゲイのカップル。
しかもクラブで遊んで帰ってきたのだろう。
倒れこむようにして部屋に入っていった。

家族がどこの部屋にいるのかがわかればたたき起こせるのだが・・・
どこが客室でどこが家族の家なのかちょっとわからない。

さらに5分。さすがにやばい。6:30くらい。7:20分の飛行機でこれはやばい。
しかし私inoxは既に策があった。

まず、アテネまでのフライトだが、実際にはアテネからの国際便を考えると
まだ2便くらいある。のでこのフライトに間に合わなくても最悪ホテルに
お金を払ってもらって次のフライトで行く案。

そしてもうひとつは車のクラクションである。

これは使いたくなかった。だって客室がたくさんあるんだもの。
でも仕方ない。

置いてあったバンの窓が開いていたので
(そこらへんにおいてあったバイクでももちろん代用可能だ!)
クラクションを鳴らしまくる。
それはもう、心を鬼にして鳴らしまくる。

鳴らすこと1分くらい、出てきた。
息子と嫁。息子(推定38歳)はTシャツ、ハーフパンツである。
そして完全にもう寝癖である。

しかし彼は彼なりにあせっていて
もごもご言いながら大急ぎで荷物をバンに入れ、
めちゃくちゃハイスピードで空港まで送ってくれた。

結局ギリシャのゆるりとして航空会社は出発予定時刻10分前くらいでも
まだ乗客がチェックインカウンターに並んでいる有様で間に合った。

いやあ焦ったなあ。
まあ焦っていたとは言えまだなんとかなったレベルだけどもなあ

ここでミコノスからアテネへ、アテネからドバイへ、そして東京へ
旅行は終了した。

ドバイの乗り継ぎでちょっとまたトラブル的なものもあったんだけど、
面倒なので簡単に書く。

ドバイでは4時間以上乗り継ぎの時間が空くと、エミレーツ航空のラウンジで
ただ飯が食える。しかしこれは1回しか入れないようになっている。
出てしまうとだめなのだ。出てしまって怒られたが、交渉してなんとか入れた。
あぶねえ。

それとドバイの空港のショッピングエリア、広くて歩くと端から端で30分くらいかかる。
一度エミクロくんとはぐれた。そして携帯の電池も切れてた。あぶねえ。

以上で今回の旅行ブログおしまい!

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