+/- [ the infinite between 0 and 1] Ryoji Ikeda 池田亮司 @MOT

+/- [ the infinite between 0 and 1]

このところアートに関する興味が若干薄れてきたこともあり
久しぶりに行った展示
+/- [ the infinite between 0 and 1] Ryoji Ikeda 池田亮司
http://www.ryojiikeda.mot-art-museum.jp/

この人の作品はダムタイプの展示か、NTT ICCでの展示か
忘れたが何度か見かけたことがある。電子音を用いた作品で
聴いてみてもノイズ的な要素が大きくこれと言って感動を起こさない感じで
これまで感想を書いたこともなかった。

今回は東京都現代美術館で初の個展ということで、なるほど全体的に
作品がかなりソフィスティケートされている。展示空間は大きく2つに別れ
暗闇の空間に白い映像、と、真っ白な空間に黒い作品。

10進法の数字が永遠にエッチングされているステンレス?版から始まり
映像化された数字+電子音なそれっぽいカッコイイインスタレーション。
アミノ酸配列っぽいATCGの高速再生とか。
電子音もノイズというよりはシャッキリ。

とにかく全体的にクールな印象で、
非常に微細なエッチングが施されている面を見て
ほえぇとなり、しかし作品を遠くから見ると何かが浮かび上がる
わけでもない。

やはり今回もこれと言って感動を呼ばないな。
という感じ。