一度としてうまく写真を撮れたことはないが
緩い下りのカーブが遙か地平線まで続いていて
高速道路の外灯がそのカーブに沿って綺麗に
並んでいる様子を見るといつも懐かしくなってくる

発電所から都市に電力を運ぶ鉄塔や
煙突なんかもいい。

その懐かしさ、雰囲気がどこから生まれるのかよくわからないし
その風景はすぐに無くなって、あるいは夕闇に紛れてしまう。

外灯が灯る瞬間、微妙に時間がずれて
それからテールランプがスライドして
疲れてきた頃に東京に到着する