Tokyo Designer’s Week 2006

04年にデザインデリのメンバーと行って今年で3年目。
熊本からgamiさんが戻ってきて、パンプが静岡から上京して、
703とみんなで見に行った。しかし04年のお台場での展示に比べて
特にコンテナ展は異常に企業色が強くなり、完全に宣伝の場としての
展示に変わっており、はっきり言ってインパクトを受けるものが一つも
無かった。全部見てないけど。ひどい。

tdw2006.jpg

簡単に言えば、例えばダイキンはヒノキの臭いを送風しているだけだし
TEPCOはエコキュートを展示しているだけ、
パイオニア x penはプラズマテレビとホームシアターセットを置いているだけ
である。
富士通のデザイナーらしい技術的・コスト的根拠のない空想じみた非現実的な
近未来を提示されるのには飽きたし、
とにかく04年に衝撃を受けたTOTOの作品のような 何これ
どうやってんのこれ、うわ、まじか、これは思いつかねーな
という「実際に作ったすげーーーーーー!!!もの」が無い。

Shop展示の方がまだ普通にインテリアの売り物というだけあり
ふうむ、しかしこれどう見ても買える値段じゃあないなとか妙に
現実的になってしまうわけで、まあでも刺激的ではある。

しかし入場料の上がり方と言い、個人情報を異常なまでに集めようとする
姿勢と言い、企業側の参加意義の変化と言い、なんか駄目になっていく
イベントをみているようで悲しい。

gamiさんに言わせれば、入り口も全然工夫がない、である。
確かに。04年ではコンテナが積み重ねられていたり、
とにかく入り口からなんか別空間だった。うーむ。

追記 やっぱり見そびれてたところも結構あるw