Travelling Without Moving

Nakameguroの住所をカーナビに入力して20分、
246を南下して渋谷を抜ける。BGMはjamiroquaiの
Travelling Without Moving.

小学生くらいの時に読んだ絵本か何かには
近未来の自動車が描かれていた。車の内部にはみんなが
テーブルを中心として座っている。目的地を入力すると
自動で走るので運転席が必要ないのだ。

限られた時間の中でどれだけを移動に使っているのか。
かなり長いと思う。今読んでいるSFではオートタクシーが
空中交通で客を移動させるけど、少し遠い場合は
サブオービタル船で大陸を移動する。惑星間移動は数十年あるいは
数世紀かかる。脳内に埋め込まれたスタックに全てを詰め込んで
新しく人型にインストールすれば/あるいはクローンを用意して
おけば移動しなくてもすむという考え方もこの小説では可能だけど
そういうのってお金も時間もある程度かかりそうだ。

まあつまり人間の生活と移動は結局の所
切り離せないものになるのだろうけど、ドライビングする必要は
もっと早く無くすべきなじゃないかと思う。趣味でやるひとを別にして。

もしくは移動中に、移動していないときに出来るありとあらゆることが
出来ればそれは移動に拘束されていることにはならないのでそれでも
OKだ。
マニュアルトランスミッションよりオートマチックの方がどう考えても
性能が良いはずだ。反重力で1300km/h。